団塊オヤジの短編小説Hatena

北海道在住の団塊世代のオヤジです。自宅庭の前に川が流れています。自宅庭の木花や野鳥の写真、豆知識、雑学、短編小説(原稿用紙16枚)など。ためになる記事はほとんどありません。日本創芸教育認定似顔絵師。

「難読漢字 こんな読み方ある?-183-」について考える

 

 

 

 

「表外読み」

私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものがあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。

 

Q1. 燥ぐ

①はしゃぐ

②さわぐ

③そよぐ

 

Q2.

①みち

②あぜみち

③こみち

 

Q3. 罷る

①まかる

うけたまわる

③はやる

 

 

Q1. 燥ぐ

 正解①はしゃぐ

②さわぐ…//閙ぐ/鬧ぐ/噪ぐ/鬨ぐ/騒ぐ/擾ぐ/躁ぐ/譟ぐ/騷ぐ

③そよぐ…/戦ぐ/嫋ぐ/戰ぐ/嬝ぐ

 

Q2.

 正解①みち

②あぜみち…阡/町/甼/陌

③こみち…径//徑/逕/蹊

 

Q3. 罷る

 正解①まかる

②うけたまわる…承る/奉る

③はやる…逸る/逸る/逸る

 

したっけ。

「難読漢字 こんな読み方ある?-182-」について考える

 

 

 

「表外読み」

私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものがあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。

 

Q1. 間かに

①ひそかに

②にわかに

③わずかに

 

Q2. 抵たる

①あたる

②へだたる

③たたる

 

Q3. 鮮しい

①あたらしい

めずらしい

③うつくしい

 

 

A1. 間かに

 正解①ひそかに

②にわかに…卆かに/卒かに/かに/勃かに/かに

③わずかに…僅かに/纔かに

 

A2. 抵たる

 正解①あたる

②へだたる…阻たる/たる/隔たる/懸たる

③たたる…祟る(送り仮名が“たる”の漢字がなかったので…)

 

A3. 鮮しい

 正解①あたらしい

②めずらしい…奇しい/珍しい/竒しい/珎しい/畸しい/しい/瑰しい/しい/しい/

       瓌しい

③うつくしい…夭しい/妍しい/佼しい/美しい/娃しい/奕しい/姚しい/姸しい/しい/

       倩しい/娥しい/娟しい/しい/しい/婉しい/曼しい/猗しい/しい/

       媚しい/綉しい/蜎しい/しい/韶しい/綺しい/しい/蝉しい/しい/

       繍しい/蟬しい/繡しい/鑠しい/恭しい

 

したっけ。

「難読漢字 こんな読み方ある?-181-」について考える

 

 

 

「表外読み」

私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものがあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。

 

Q1.

①はかりごと

②なにがし

③なかだち

 

Q2. 悠い

①とおい

②ながい

③うれい

 

Q3. 賄う

①うらなう

やとう

③まいなう

 

 

A1.

 正解②なにがし

①はかりごと…略/畧/萗//策/揆////猷/筴/筹//謀/謨//

③なかだち…媒

 

A2. 悠い

 正解①とおい

②ながい…/永い/镸い/兏い/長い/俢い/修い/脩い/曼い/遥い//夐い/遙い/

③うれい…恙い/患い///愁い/憂い/騒い/騷い

 

A3. 賄う

 正解③まいなう

①うらなう…卜う/占う/乩う/卦う/筮う

②やとう…倩う//雇う/賃う/傭う/僱う

したっけ。

 

「絵手紙もらいました-秋明菊 -」について考える

 

 

師匠は「秋明菊」を描いてきました。

師匠は久しぶりに自分の部屋の雑巾がけをしたそうです。すっきりしたと言っています。

雑巾がけは懐かしいですね。

最近雑巾がけなんて、したことがありませんよ。せいぜいクイックルワイパーで終わりです。人間,横着になりましたね。

 

シュウメイギク秋明菊

名前に「キク」と付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間。秋に菊に似た花を咲かせるところから名付けられた。京都の北の貴船地方に多いことから「貴船菊(キブネギク)」とも呼ばれる。キブネギクは特に八重咲きのものを指すとの説もある。

シュウメイギク(Anemone hupehensis var. japonica)は中国原産のアネモネ・フペヘンシス(Anemone hupehensis var. hupehensis)の変種とされる。本来は八重咲きで花色は淡紅紫色だが、アネモネ属の他の植物との交雑により現在目にする園芸品種が作られた。19世紀にイギリスでタイワンシュウメイギク【Anemone vitifolia】との交配によって育成された「ジャパニーズアネモネ」といわれる一群があり、一重や八重、白や桃色などの品種があり、これも含めてシュウメイギクと呼ぶ。

英名の【Japanese Anemone】は、1775年に来日したスウェーデンの医師であり植物学者であったカール・ペーター・トゥーンベリ(1743~1822)が命名者だといわれている。

中国から鎌倉時代、又は室町時代頃に入ってきた帰化植物で、日本にも多く自生する。中国では、明代末の「本草綱目」に記載はなく「三才図会」に「秋牡丹」の名前で記載されている。「秋牡丹」の呼称は貝原益軒も「大和本草」で用いている。以後日本の園芸書には「秋明菊」や「秋牡丹」で紹介され、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」など多様な別名で呼ばれることとなった。

日本のシュウメイギクは八重咲きで通常種子ができないが、中国のシュウメイギクは一重咲きで果実ができる。

「ダイアナ」と呼ばれる、花弁ごとに色の濃淡が出る美しい一重の品種がある。草丈60~80cm。

半日陰の湿り気のある場所を好み、沢沿いや林縁部で見られるほか、石灰岩地にも生育している。

Key「雑学事典」

師匠! 今回は「秋の花」ですね。

私は「秋桜」を描きます。

↑師匠が私にくれた絵手紙

私が師匠に出した絵手紙↓



したっけ。

「難読漢字 こんな読み方ある?-180-」について考える

 

 

「表外読み」

私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものがあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。

 

Q1. 排ねる

①かさねる

②つらねる

③ゆだねる

 

Q2. 罷める

①やめる

②ふくめる

③とがめる

 

Q3. 布く

①ふく

しく

③おののく

 

 

Q1. 排ねる

 正解②つらねる

①かさねる…申ねる/ねる/重ねる/荐ねる/套ねる/累ねる/ねる/畳ねる/塁ねる/

      叠ねる/複ねる/ねる/褶ねる/疂ねる/壘ねる/ねる/ねる/襲ねる/

      疉ねる/疊ねる/ねる/𫐃ねる

③ゆだねる…委ねる

 

Q2. 罷める

 正解①やめる

②ふくめる…含める

③とがめる…尤める/咎める/める/める/譴める

 

Q3. 布く

 正解②しく

①ふく…吹く/吩く/呵く/咐く/拭く//葺く//嘘く/噴く/濆く/噓く/龡く

③おののく…仰く

 

したっけ。

「難読漢字 こんな読み方ある?-179-」について考える

 

 

「表外読み」

私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものがあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。

 

Q1. 然も

①しかも

②あたかも

③もっとも

 

Q2. 託ける

①あずける

②かこつける

③よける

 

Q3. 透る

①ある

かする

③とおる

 

 

A1. 然も

 正解①しかも

②あたかも…宛も/恰も

③もっとも…尤も//冣も/㝡も/最も

 

A2. 託ける

 正解②かこつける

①あずける…ける/預ける

③よける…除ける/避ける

 

A3. 透る

 正解③とおる

①ある・・・有る/在る/存る///或る

②かする・・・掠る

 

したっけ。

 

「絵手紙出しました-②帝釈天-」について考える

 

 

 

天部とは天上界に住む神々のこと

 天部は梵語でデーバ、天のことで天界の意味がある。仏教では天上界に住む神を天といいます。インド古来からの神々が仏教に取り入れられ仏教の守護神となった。また、人々に現世利益を与える神として信仰されている。

四天王、梵天帝釈天など甲冑に身を固めた武人像、吉祥天、弁才天などの天女像、鬼子母神、荼吉尼天などの鬼神像に分けられる。その他大黒天、 韋駄天、摩利支天、仁王(金剛力士)、十二神将、技芸天、二十八部衆なども天部に入る。

 これらの神々は仏教的な姿に調整され、またはそのままの形で仏教に取り入れられたので仏教の姿とはかなり異質のものが多いのです。

 

主な明王

梵天

帝釈天

③吉祥天

④弁財天

毘沙門天

⑥四天王

(1)持国天、(2)増長天、(3)広目天、(4)多聞天

⑦韋駄天

「仏像を知る:天部」について考える

 

今回は、「②帝釈天」を描きました。

梵天と共に天部最高位に位置する仏教の守護神

もとは古代インド神話の英雄神・インドラです。天空を駆け抜け、「インドラの矢」と呼ばれる雷で凶暴な魔神達と戦いました。

仏教に取り入れられると戦いの神という認識は薄くなり、慈悲深く柔和な性格に変わっています。梵天と並ぶ仏教の二大護法神となり、仏教世界の中央にそびえる須弥山(しゅみせん)の頂きから命あるもの全てを見守っているのです。大日如来を本仏とする密教では十二天の1人であり、千手観音の眷属である二十八部衆の1人でもあります。

ちなみに映画、「天空の城ラピュタ」でラピュタが地上に放った最終兵器「ラピュタの雷(いかづち)」は、インドラの矢がモデルです。

元々が戦いの神のため甲冑を着たり中国の武官の姿をした像が多いです。密教系の寺院ではインド神話時代の名残で白像にまたがっている姿があります。手には雷を操る金剛杵・独鈷杵などの武器や蓮の茎を持つ場合が多く、梵天と共に釈迦の脇侍として並ぶこともあります。

ご利益

戦勝祈願、国家安泰の高徳があり、災難から守られ立身出世や蓄財が出来るとされています。

 

帝釈天(たいしゃくてん)とは

 

帝釈天は、釈迦の全生涯(のうち重要な出来事)をすべて目撃した存在。

もともとは古代インドの天候の神(雷神とも)でしたが、のちに戦士の守護神に転じます。

仏教に取り入れられて、仏法の守護神となり、部下(四天王など)を私たちの住む世界に派遣し、様子をさぐらせ、不正や悪事を監視しています。

梵天とのコンビ名は「梵釈(ぼんしゃく)」で、釈迦如来の脇侍をつとめることもあります。

帝釈天の特徴

衣服の下に甲冑をつける(ことが多い)

「戦士の守護神」ゆえ、衣服の下に甲冑をまとっている場合があります。

梵天帝釈天のコンビで並んでいたら、甲冑をつけているほうが帝釈天の可能性が高いです。

(※梵天のほうも甲冑をつけている場合もあり、また共につけない場合もあるので、参考程度にお考えください)

 

独鈷杵(とつこしょ)を持つ

独鈷杵(とつこしょ)という、煩悩を打ち砕く道具を持ちます。

独鈷杵は、金剛杵の一種で、別名「伐折羅(ばさら)」とも呼びます。

これは、帝釈天が古代インドの天候の神(印陀羅:インダラ)だったころに持っていた武器、ヴァジュラが原型で、元々は稲妻のこと。

 

密教以前:貴族風の立ち姿

密教が入ってくる前は、中国の貴族風の格好をしていました。

お顔一面に手が二本の、つまりは人間と同じお姿。

髪を高く結い上げ、貴族が着る礼服を着て、つま先が上に向いた革のくつ(高鼻沓)を履いています。

 

密教像:白象に乗る(こともある)

密教系の寺院のお像では、象に乗って片足を下ろしている姿で表わされることもあります。

仏像の基礎知識 

 

したっけ。