団塊オヤジの短編小説Hatena

北海道在住の団塊世代のオヤジです。自宅庭の前に川が流れています。自宅庭の木花や野鳥の写真、豆知識、雑学、短編小説(原稿用紙16枚)など。ためになる記事はほとんどありません。日本創芸教育認定似顔絵師。

言葉

「熟字訓・これ何と読む?-98-」について考える

熟字訓(じゅくじくん)とは、日本語において漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたものである。それ故に、単字に分解してもそれぞれに熟字訓の要素は現れず、その読み方でも分節不可能なものが多い。 常用漢字表の付表には…

「熟字訓・これ何と読む?-89-」について考える

熟字訓(じゅくじくん)とは、日本語において漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたものである。それ故に、単字に分解してもそれぞれに熟字訓の要素は現れず、その読み方でも分節不可能なものが多い。 常用漢字表の付表には…

「熟字訓・これ何と読む?-85-」について考える

熟字訓(じゅくじくん)とは、日本語において漢字からなる単語に、単字単位ではなく熟字単位で訓読み(訓)を当てたものである。それ故に、単字に分解してもそれぞれに熟字訓の要素は現れず、その読み方でも分節不可能なものが多い。 常用漢字表の付表には…

「新年あけましておめでとうございますは間違い!?」について考える

これから新年会を迎えるという方には、是非覚えておいていただきたいことがあります。 「新年明けましておめでとうございます!2023年も、よろしくお願いいたします。」 新春特番の司会者が大きな声で言っているのを、聞きますが・・・。 新年を迎えたお…

「会食・接待・接客の意味と違い」について考える

最近、「接待だ」、いや「会食だ」というニュースが賑わっています。 日本のお偉いさんは、「接待」と「会食」の違いが分かっていないようなので、あらためて説明します。 ■会食とは 会食(読み)カイショク デジタル大辞泉の解説 [名](スル)人が集まって…

「〝ひふみよいむなやこともちろ″の起源」について考える

今日は昨日の「大和言葉のひふみよ」の続編です。 大和言葉の数詞、「ひと、ふた、み、よ、いつ、む、なな、や、ここの、とお」の起源について、仮説の領域を出ませんが、幾つかの興味深い解釈があるのを見つけました。真偽のほどは分かりませんが載せておき…

「大和言葉の数の数え方と数詞」について考える、

日本は、古代、 数を数える時に、 「ひ、 ふ、 み、 よ、 いつ、 む、 や、」 と数えていました。 とお 以上 は、 100 もも(ほ)です。100の単位は「ほ」であり、200は、ふたほ、・・・ 千は、ち、 万は、よろづ、・・・・、 8×10 は、八百万で、やほよろづ…

「イチ・ニ・サン・…は、日本語本来の読みではない?」について考える

「1・2・3・…」と数えるのに、私たちの日本語には二通りの数え方があります。 「イチ・ニ・サン・…」と「ひ・ふ・み・…(ひとつ・ふたつ・みっつ・…)」です。私たち日本人には至極当たり前のことのように思えますがそうではないようです。 英語やドイツ…

「語源に関するクイズ」について考える

今日は語源に関するクイズです。 Q1.フランス語で「稲妻」を意味する洋菓子はどれでしょうか? ① アシェ ② エクレア ③ ガトー Q2.シュークリームの語源となったものは次のうちどれでしょうか? ① 靴 ② マッシュルーム ③ キャベツ Q3.ドタキャンは土壇場でキ…

「言葉の語源、由来などに関するクイズ」について考える

今回は言葉の語源、由来などに関するクイズです。 Q.1「歓迎コンパ」の「コンパ」は何の略? ①.compare ②.compact ③.company Q2.「急がば回れ」という言葉が生まれた舞台は? ①.信濃川 ②.富士山 ③.琵琶湖 Q3.サハラ砂漠の「サハラ」とはどんな意味? ①.灼熱…

「雑学をクイズで覚えよう!」について考える

Q1「爆笑」と「大笑い」の言葉の、意味の違いは何でしょう? ①. 笑う人の数 ②. 笑う声の大きさ ③. 笑う時間の長さ Q2お医者さんや看護師さんは、基本的に白い白衣を着ますが、手術の時には、青緑色の制服を着る人が多いです。一体なぜ? ①. 色によって役…

「帰省とはどういうことか?」について考える

コロナ禍の現在、「帰省」するかしないのかが大きな問題になっています。 そこで、「帰省」とはどういうことなのかを考えてみます。 歸 旧字は、形声。止と、(帚は省略形。つま)と、音符𠂤(ツイ、タイ)→(クヰ)とから成る。女が「とつぐ」意を表す。転じて…

「休日と休暇の意味の違いとコロナ休業」について考える

ゴールデンウィークが始まりました。今年は「Stay Home Week」だそうです。 休みが続きますが、「休日」と「休暇」の違いは分かりますか? ■「休日」と「休暇」の違い 「休日」と「休暇」は、まずは辞書的な意味からして異なります。 きゅう じつ きう- 【…

「コロナ禍は人類の努力によって乗り越えることができる」について考える

今、ニュースでよく「コロナ禍(ころなか)」という言葉が使われています。 この「禍」という字は「わざわい」という意味を持ち、「史記」の中でも「災い転じて福と為す」と、「災い」ではなくこちらの文字が使われています。 〔史記、蘇秦列伝〕 蘇秦曰、臣…

「不要不急の外出自粛を要請します! はなんか変?」について考える

「自粛」というと、今は「~するな!」という感じがしますが、そもそもどういう意味なのでしょう。 「自」という言葉があるのでそこには本来何らか自主性があるはずですが、「自粛しろ」などと言われたら、そこにあんまり自主性の余地はなさそうにもみえます…

「“定規”と“物差し”と“線引き”の違い」について考える

■「定規」と「物差し」と「線引き」の違いは以下の通りです。 「定規(じょうぎ)」:直線や曲線などの線を引くとき・ものを切断するときにあてがう道具 「物差し(ものさし)」:ものの長さを測るための道具 「線引き(せんひき)」:「定規」や「物差し」…

「日本人なら間違えるはずがない日本語クイズ2」について考える

日本人なら日本語の使い方を間違えないはず! 日本人だから日本語が分かっているとは限らない。 だけど、出来るだけわかっていたい。生まれた時から日本語の中で生きてきたのだから、当然なはずなのだが…。 以下のクイズで自分の日本語レベルを確かめよう! …

「日本人なら間違えるはずがない日本語クイズ」について考える

日本人なら日本語の使い方を間違えないはず! 日本人だから日本語が分かっているとは限らない。 だけど、出来るだけわかっていたい。生まれた時から日本語の中で生きてきたのだから、当然なはずなのだが…。 以下のクイズで自分の日本語レベルを確かめよう! …

「“噴飯物だ” あなたは、どちらの意味で使いますか?」について考える

森友再調査、首相は改めて拒否 「事実明らかにした」 3/23(月) 12:07配信共同通信 森友再調査、首相は改めて拒否 「事実明らかにした」 参院予算委で、答弁のため挙手する安倍首相=23日午前 安倍晋三首相は23日の参院予算委員会で、森友学園を巡る公文書改…

「新型コロナウィルス(COVID19)シュウソクはいつ?」について考える

中国に端を発した新型コロナウィルスは、ますます勢いを強め全世界に広がっています。 今や誰もがいつかかってもおかしくないという思いで自己防衛に努めている状況です。 「事態はいつになったらシュウソクするのでしょうか?」などとニュースで言っていま…

「“すごい”を意味する方言が、全国47都道府県で全部違っていてすごい!」について考える

最初にお断りしておきますが、このネタは長編です。調べるのに2週間ほどかかりました。 長いので、ご自分の地域だけでも読んで、感想やご指摘を頂けたらと思います。 数ある方言のなかでも、「すごい」や「とても」、「本当に」などを表現する言葉が、各地で…

「熱に“浮かされる”? “うなされる”? どっち?」について考える

このところ毎日新型コロナウィルス(COVID19)のニュースばかりです。 入院した人のインタビューでは入院生活は大変なようです。薬がないので対処療法しかないので自力で治るしかないのだそうです。 そのため、高熱が出ても解熱剤を処方され、ひたすら病室か…

「“妻”“嫁”“女房”“奥さん”“かみさん”は、どう違うのか?」について考える

結婚している男性が他人に自分の配偶者・パートナーの女性を紹介する時などに、「妻」「嫁」「女房」「奥さん」「家内」「かみさん」などの呼び方を用います。 これらは、どう違うのでしょうか? それぞれの呼び方の言葉の由来を確認してみます。 ■「妻」に…

「最下位のことをみなさんは何と言いますか?」について考える

「運動会の駆けっこで“ぺけ”になった」というのは埼玉県に多いらしい(『出身地(イナカ)がわかる方言』幻冬舎文庫) ただし、関西では「×」を「ぺけ」と言うそうです。 この最下位の意味の「ぺけ」が、関西で「×」をいう「ぺけ」と関連があるかどうかは不…

「“しょっぱい”を“からい”というのが気になります」について考える

東日本では、“塩味がきつい”ときは「しょっぱい」を使い、辛子など塩以外の辛味を「からい」と表現します。 対する西日本では、“塩辛い”ときも、塩味以外の辛みにも、単に「からい」を使います。 では、「しょっぱい」と「からい」の境界はどこにあるのでし…

「今日、明日、明後日の次の日はなんていう?」について考える

あなたのお住まいの地域では、「今日、明日、明後日」の次は何と言いますか? 今日、明日、明後日の次の日を「しあさって」(四アサッテ)というのは東京中央部と西日本で、東日本では「やのあさって」というそうです。 「しあさって」の次の日は、東京中央…

「“デマ”と“ガセ”の違いって何だ?」について考える

今やどのテレビのチャンネルも新型コロナウィルスの話題でもちきりです。 こういった感染症が流行すると出てくるのが、出所不明の情報です。 今回も、「五輪中止」、「紅茶、唐辛子に効果」、「60℃のお湯を飲めばウイルスを殺せる」と言った情報があるそうで…

「ニックネーム ニックって誰?」について考える

結論から言いますと、「ニック」は人の名前ではありません。 ニックネーム(nickname) 親しみやからかいの気持ちを込めて呼ばれる、本名以外の名。愛称。 デジタル大辞泉の解説 『デジタル大辞泉の解説』にもあるように、日本語では「愛称」とか「渾名(あ…

「この豚! と言われたら喜んでもいい?」について考える

太っている人に、「この豚!」と罵倒するなんてシーンを映画やドラマなどでよく観ます。 しかし、これは大きな間違いです。これは罵倒しているのではなく、むしろ褒めているといっても過言ではないでしょう。 これはブタにとっては大迷惑な話なのです。 その…

「フランケンシュタイン症候群って何だ?」について考える

最近、「フランケンシュタイン症候群」という言葉を聞いたことはありませんか? 現代では「ロボット」や「AI技術」が飛躍的な発展を遂げていることから、フランケンシュタイン症候群という言葉を耳にするようになりました。 しかし、この言葉は、一体どのよ…