2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧
大晦日に、撞く「除夜の鐘」は108の「煩悩(ぼんのう)」を打ち払うということは、皆さんご存知と通りです。 では、何故108回なのでしょう。 「108」という数には諸説あるようです。 まず、仏教発祥の地インドでは、『数の多い様子』を「108」という数字で表…
お雑煮(ぞうに)は一年の無病息災を祈り、お正月に食べる伝統的な日本料理です。沖縄を除く日本各地でお雑煮を食べる風習があります。餅の形やだし、具の種類にいたるまで、地方や家庭ごとに千差万別なようです。 もともと神祭に供えた神饌(しんせん)を下…
おせち料理の献立は、地域や家庭によって様々です。ここでは代表的なおせち料理の献立の意味をご紹介してみます。 祝い肴三種 黒豆・・・「一年中まめ(元気、勤勉)に働けますように」との意味があります。 数の子・・・たくさんの卵を持つ数の子には、子孫…
除夜の鐘で御馴染の鐘を「梵鐘(ぼんしょう)」と言います。 「梵鐘」には上のほうに二十五ずつ4ヶ所と二つずつ4ヶ所の、合計108個のイボが必ずついいて、「百八煩悩」を表しているそうです。 ところで、この「梵鐘」から響き渡る鐘の音は、人間の「仏心」…
世界中に夜の来ない日はありません。白夜も夜ですから・・・。 しかし、元旦の夜だけはいくら待っても、けっして訪れることはありません。そんな訳はない・・・、とお思いの方もいるでしょう。なぜでしょう。 元旦の「旦」という字を見てください。これは、…
お正月に飲むお酒のことを、「お屠蘇」だと思っていらっしゃる方もいるようですが、違います。 屠蘇(とそ)とは、一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む薬酒である。 「屠蘇」とは、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという意味である。 数種の薬草を組み…
仕事や勉強などでついつい疎かになりがちの日々の掃除も年末も迫り、本腰をいれて大掃除をされている方も多いのではないでしょうか。 今年の汚れは来年に残さず、新年は清々しい気持ちで迎えたいですよね。 もう大掃除はお済みですか? ハアッ!もう大掃除は…
ご親族に不幸があって、お正月を迎える方、おせちの準備、どうします? 慶事などの華やかな席への出席は控える 結婚披露宴や祝賀会などの慶事への出席は、忌服期間中は控えるのがマナーです。忌服中と言って、丁重に断るのがエチケットです。ちなみに招かれ…
足跡のメンテナンスで「足跡クッキー」が消えたようです。 「みんなの足跡「あし@」でクッキーを再発行してもらわないと、足跡機能が作動しないようです。 したっけ。
今年も早いもので、師走も終盤となりました。今年ご家族、ご親族に不幸があって、喪中だという方、お正月の準備、どうします? 喪中の場合、新年の準備でするのでしょうか。 例えば神棚のお札は新しいものにするのでしょうか。 他にも、除夜の鐘をついたり、…
今日は、いよいよクリスマス特集の最終日です。日本のクリスマスのお手本となった、アメリカのクリスマス事情について考えてみましょう。 そもそもクリスマスとはなんでしょう。 これは、12月25日にイエス・キリストの降誕を祝うキリスト教の行事です。とこ…
一昨日の夕方から降り始めた雪は、昨日夕方まで降り続きました。当地帯広は、積雪52㎝の発表。我が家は郊外のためもっと多い。 とんだ「ホワイトクリスマス」です。多すぎるんでないかい。 地球上では正反対に位置する、日本とブラジル。日本が冬ってことは…
まず、「X’mas」が間違いのようです。略すなら、「Xmas」が正しいようです。 理由は、「Xmas」英語の省略語でないのだそうです。ですからアポストロフィーは不要となります。「X-mas」も間違いだそうです。英語では「Christmas」ですから・・・。 では、「X…
新約聖書には、イエスの誕生日に関する記述はないが、その頃のユダヤの風習から推測して9月の中旬から10月上旬の秋ではないかとする説。10月1日か10月2日が誕生の日と推測する説もある。 1993年9月15日に、イギリスの天文学者D・ヒューズが聖書中の天文現象…
イエス・キリストの誕生日を祝うため、と言うのが答えで、イエス・キリストのバースデーケーキが、クリスマスケーキとなった由来です。 では何故お祝いにケーキを食べるのでしょう? 庶民の食べるパンは小麦粉と塩と水を練って焼いただけというのでした。ケ…
だんだんとお正月も近づき、お正月の準備をする時期になりましたね。 お正月といえばやっぱりおせち料理。 コンビニやスーパーなどでもおせち料理の注文を受けてくれるので、とても便利になりました。 みなさんはおせち料理を自分で作りますか?それともお店…
今日から12月25日までの5日間は、クリスマス特集です。 セント・ニコラウスは、トルコにいたローマ教の聖人で、司祭の礼服は真っ赤なのです。今でも最高位の枢機卿は赤と白の正装を身にまとっています。 この色は人々の幸せのためなら、自分の命でも捧げると…
大まかに12月後半のことを年末、年の暮れ(としのくれ)あるいは暮れ、年の瀬(としのせ)、1 月前半のことは年始、年明け(としあけ)、新年(しんねん)、年始め(としはじめ)と言うことがある。なお年の瀬は、江戸時代には庶民にとって年を越えることも…
今朝も雪が降っています。今冬2度目ではありますが、もう愛想がつきました。 「愛想」は「あいそ」と読みます。「人に接して示す好意。愛らしさ」のことで、「愛想が尽きる」といえば、「すっかり嫌になる」ことです。 「あの怠け者には、愛想が尽きる。」な…
「弓矢を引く」 どこもおかしいところは見当たりません。よく聞き表現です。 でも、正しくは「弓を引く」です。 こういえばなるほどと思うでしょう。思わない・・・。同じじゃないの・・・。 違います。「弓矢」は、「弓と矢」ですから、両方引いたら、飛ん…
クリスマスが近づいてきましたね。 街並みもクリスマス一色になってきましけど、家の中のクリスマスの飾りつけは、もう始めていますでしょうか。 やっぱりクリスマスの飾りつけの主役と言えばクリスマスツリーですよね。 みなさんは家にクリスマスツリーを飾…
昔、「川は流れる」と言う歌を歌って大ヒットした歌手がいましたが・・・。そんなの知らない・・・、そうですね。相当昔ですから・・・。ビルの谷間の川の歌でした。 「この橋の下には川が流れていて・・・」 これに対して「川は流れない。水が流れているん…
「人間到る所青山あり」。聞いたことがありますか。これが、住めば都の元になった言葉です。「青山」を「あおやま」と読んでしまっては解説の仕様がありませんが。洋服やではないんですよ。 正しくは、「せいざん」と読みます。これを文字通り、「緑の美しい…
時は元禄15年12月14日(西暦1703年1月30日)。俄(にわか)に哄(どよ)む 鬨(とき)の声 夜深き夢を破りけり 折しも満月 色冴えて・・・。白雪蹴立てて行く手は松坂町・・・。 赤穂浪士の討ち入りの様子です。 ■ 大石内蔵助はじめ忠臣蔵四十七士は何故 火…
日本各地のお城には、石垣の周りに立派な松の木が植えてあります。勿論、美観や風除けといった意味もあったのですが、そのほかに驚きの理由があるのです。 その理由とは、籠城(ろうじょう)のときの非常食にするためだったのです。実は松は、色々な方法で食…
かなり古い話ですが、「紳士は金髪がお好き」という映画にもあるように、米国男性には、やはりブロンドは人気があるようです。 しかし、マリリン・モンローはご存知のように男性によって作られたセックスシンボルです。彼女の金髪は本物ではなく、染めていた…
「全然」は、「全然ダメ」のようにその下に打ち消しか否定の表現がつくと考えられています。ところが、最近では、「全然すてき」、「全然いい」のような言い方が珍しくなくなってしまいました。私個人的には非情に違和感があって嫌いですが・・・。 ぜん‐ぜ…
「執行猶予」とは、有罪判決を受けた人を刑務所に収監せずに、自力で更正させようとする制度です。執行猶予刑を受けた人は、基本的には罪を犯す前と同じ生活をすればよいのだそうです。 裁判官が再犯のおそれがあると判断した場合や、更正に不安を覚えた場合…
「臭い飯を食ってきた」といえば、刑務所に服役していたという意味になる。刑務所での(受刑者の)食事のことを「臭い飯(めし)」と表現することがあるからです。やや隠語的な言葉だが、本当に臭い飯なのか、なぜ臭いのか、と疑問に思います。もちろん、クサヤ…
懲役囚には一定の労働が課せられています。これは、彼らに勤労の習慣をつけさせ、技能の習得、法令遵守の精神を植えつけることを目的としているそうです。 作業には、家具や靴などを作る生産作業と、炊事や洗濯等の自衛作業があります。その労働時間は、平日…