団塊オヤジの短編小説Hatena

北海道在住の団塊世代のオヤジです。自宅庭の前に川が流れています。自宅庭の木花や野鳥の写真、豆知識、雑学、短編小説(原稿用紙16枚)など。ためになる記事はほとんどありません。日本創芸教育認定似顔絵師。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「今日1月31日は“晦日正月”・“晦日節”」について考える

今日は1月31日、1月最後の日です。 あっという間に1月が終わります。 今年もコロナコロナで、本当にあっという間に1カ月が経ってしまいました。 正月最後の日は、「晦日節(みそかぜち)」といいます。 年末の最後の日を大晦日「おおみそか」、または「おおつ…

「絵手紙もらいました-鬼 -」について考える

今回は「鬼」を描いてきました。 師匠は除雪がいい運動になっていると書いてきました。 昔の大晦日だった節分ももう少し、早いもんだと言っています。 師匠は、最近は髪の毛もすっかり細くなり猫の毛のように腰がなくなったと書いてあります。 それでも、師…

「神社の参道に石が敷き詰められているのはなぜ?」について考える

■言葉の響きを大切に 神社に敷かれている砂利は「玉砂利」と呼ばれる丸い小石です。 言葉の意味や響きでみてみると、玉砂利の「玉」とは「たましい(魂)」「みたま(御霊)」という意味。そして、「美しい」「大切なもの」という意味も合わせて持っています。 …

「初不動・不動明王」について考える

1月28日は「初不動」です。 初不動(読み)ハツフドウ その年最初の不動尊の縁日。1月28日。《季 新年》「正月の末の寒さや―/万太郎」 デジタル大辞泉の解説 一般に「お不動さん」として親しまれている「不動明王(ふどうみょうおう)」の、その年最初の縁…

「絵手紙もらいました-オロナイン軟膏 -」について考える

今回は「オロナイン軟膏」を描いてきました。 師匠は冬になると指先が割れたり荒れたりで、普段は保湿のユースキンAを塗っているそうです。ひどくなると、オロナイン軟膏だそうです。 歳をとると、だんだん脂っ気がなくなるのかなー、なんて書いてありました…

「神事としてのお正月は “事始め”から“事納め”まで」について考える

みなさんは、もうお正月気分も抜けたことと思います。 しかし、神事としてのお正月は、まだ終わっていません。 事八日 12月8日と2月8日を「事八日(ことようか)」といい、様々な行事が行われてきました。「事八日」というのは、この日が事を始めたり納めた…

「左遷の日(1月25日)と菅原道真」について考える

左遷(読み)サセン [名](スル)《昔、中国で、右を尊び左を卑しんだところから》低い地位・官職におとすこと。左降。「閑職に左遷される」 デジタル大辞泉の解説 901年(延喜元年)のこの日、右大臣・菅原道真(すがわら の みちざね)が醍醐天皇によって…

「絵手紙もらいました-白鳥-」について考える

今回は「白鳥」を描いてきました。 これは売買川(うりかりがわ)に集まる白鳥です。 この川の下流は、私の家にすぐ近くを流れています。 師匠は羽毛布団と毛布にくるまって温かくして寝ているそうです。 オオハクチョウが飛来 冷え込む朝に鳴き交わす息白く…

「海外のマスク着用啓発のイラストが強烈すぎる」について考える

Google画像検索でこの画像検索をするとたくさん出てきます。 この画像は海外サイトではいろいろな国の人が大勢転載しているようです。 このようなウィットにとんだものを日本人もできないのかな~。 日本語版がなかったので、私が作りました。↓ 厚生労働省の…

「工匠の祖、聖徳太子の祭り太子講」について考える

毎年1月22日、建築関係者が集まり「太子講」が執り行われます。 「太子講(たいしこう)」とは日本で初めて法隆寺や四天王寺を始めとした寺の建立をした太子を起源とするものです。 ■聖徳太子建立が確実な大阪と奈良の2寺 聖徳太子創建を謳う寺は数多くあ…

「絵手紙もらいました―ザクロ―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「ザクロ」を描いてきました。 師匠はザクロには種が800くらいあると聞いた覚えがあるそうです。 ザクロは女性に良い食べ物なので奥さんが優先だそうです。 ザクロという名前に迫力を感じるそうです。 ザクロ(柘榴)とは…

「二十日正月の由来と風習」について考える

■かつては仕事も休む節目の日。女性はほっとひと息、里帰り 今ではあまり聞かれることのなくなった二十日正月。 かつては正月の終わりとなる大切な節目として、仕事を休む習わしがあったそうです。また、新年から働き通しだった女性たちが体を休めるために里…

「1月19日は のど自慢の日」について考える

「のど自慢の日」は1946年(昭和21年)のこの日、NHKラジオの「のど自慢素人音楽会」が始まったことを記念して日本放送協会(NHK)が制定。 ■NHKのど自慢 『NHKのど自慢』は、1946(昭和21)年1月のスタート以来、70年以上にわたって総合テレビとラジオ第1放…

「正月月18日 初観音」について考える

毎月18日は観音様の縁日です。この日に参詣すると功徳が多いといわれる日が縁日。なかでも年の初め、つまり1月18日の観世音菩薩の縁日は、『初観音』といって多くの信者が参詣する日で、観音様を本尊とする寺では、様々な行事が行なわれます。 縁日(読み)…

「絵手紙もらいました―焼餅―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「焼餅」を描いてきました。 師匠は雪掻きを一つ買ったそうです。 奥さん用で、師匠は背中が痛いので主力は奥さんだそうです。 師匠は、昔は餅を砂糖醤油かきな粉で食べていたそうですが、今は雑煮か汁粉だそうです。 地…

「1月16日は地獄も休むご縁日」について考える

みなさんは、「藪入り(やぶいり)」や「初閻魔(はつえんま)」という言葉を聞いたことはありますか? お正月のお休み気分が随分と薄れてきた時期ですが、藪入りや初閻魔と呼ばれる今日は、現世も地獄もお休みの日なのです。 今日は、「藪入り」と「初閻魔…

「小正月に小豆の入ったおかゆを食べる理由」について考える

今日は小正月ですが、みなさんの地域では「小豆粥」を食べる習慣はありますか? 私はありません。 今日は。小正月と小豆粥について考えます。 ■小正月 小正月(こしょうがつ)とは、1月1日を中心とした正月行事「大正月(おおしょうがつ)」に対し、1月15日…

「絵手紙もらいました―除雪車―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「除雪車」を描いてきました。 とうとう雪が降って除雪車が出動しました。 師匠の家の周りは、駐車場が多いので重機の音が長く続いていたそうです。 師匠の家では黒豆は9日まであったそうです。旨煮もなますもまだあるそ…

「寒中見舞いの意味と、いつ出せばいいのか?」について考える

今朝も雪が積もっていて、除雪をしていたので更新が遅れました。 今日は年賀状を送り忘れた人と、喪中だった人必見です。 ■「寒中」の意味 一般的には「寒中」とは、二十四節気の小寒から大寒までの間といわれています。 二十四節気とは1年を24の節目で区分…

「初詣はいつまでにいけばいいのか?」について考える

今年は新型コロナの関係で、初詣も分散参拝が呼びかけられました。なので、まだ初詣に行っていないという方も多いのではないでしょうか。 私もまだ行っていません。毎年元日にお参りしていたのですが、その後行くタイミングがなかなかありません。 そこで今…

「お正月はいつまでなのか?」について考える

1年の始まりを祝う「お正月」には、日本ならではの風習がたくさんあります。しかし、お正月っていつまで? と疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。 ■正月の語源 その一 もともとお正月は、新しい年の穀物の実りをもたらし、子孫の繁栄を見守ってく…

「お正月は冬なのに何故春を祝うのか?」について考える

迎春 慶春 寿春 福春 初春 賀春 新春 頌春 年賀状で上記のような賀詞を使うことがあります。春を使った賀詞です。 お正月は冬真っただ中なのに、何故春なのか不思議に思ったことはありませんか? その答えは「立春」にあります。 「立春」は二十四節気の中で…

「絵手紙もらいました―ガリンコ号―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「ガリンコ号」を描いてきました。 師匠は、短歌誌「樹々」の支部が紋別にあるので仲間が良く流氷の歌を詠んでいるそうです。 体重は少し落ちてきたそうです。 私の年賀状が、新聞の「自慢の年賀状に載ったのを見てくれ…

「1月8日(穀日:こくじつ・穀の日)」について考える

昨日の記事に、正月1日に鶏、2日に狗(いぬ)、3日に羊、4日に猪(いのしし)、5日に牛、6日に馬、7 日に人、8日に穀を占うと書きました。 七草に隠れて、存在感が薄い「穀日(こくじつ)」について、今日は書いてみます。 人日 「人勝節」、「人慶節」、「…

「七草の起源」について考える

もともとは旧暦の1月7日(現在の2月頃)、人日(じんじつ)の節句に食べられていた「七草粥」。唐の時代に食べられた「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」と、万葉集でも詠まれた「若菜摘み」とが合わさってできた風習だと言われています。 中国では、前漢の…

「絵手紙もらいました―べこ餅―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「べこ餅」を描いてきました。 師匠は、お餅、赤飯、北海シマエビ、旨煮にお菓子まで食べてお腹がギューギューだそうです。 師匠! 暮れには体重の心配をしていましたが大丈夫なんですか。食べ過ぎは体に悪いですから気…

「お正月とは何か?」について考える

は本来、その年の「豊穣(ほうじょう)」を司る「歳神様(としがみさま)」をお迎えする行事であり、1月の別名です。 現在は、1月1日から1月3日までを三が日、1月7日までを松の内、あるいは松七日と呼びます。地方によっては1月20日を二十日正月(骨正月)と…

「絵手紙もらいました―新年第一便―」について考える

師匠から絵手紙が届きました。 今回は「猫」を描いてきました。 師匠のところも、いつも通りのメンバーのお正月だそうです。 お孫さんたちも来ないようです。 師匠! 私のところもそうですよ。新年会は中止です。 師匠は、唾を飛ばしながら話したり、密着で…

「大盤振舞はお正月行事だった?」について考える

おおばん-ぶるまい【大盤振舞】 盛大にごちそうしたり、気前よく物を与えたりすること。▽「大盤」は、高貴の人の家などで食べ物を入れた器を載せる台の意。もとは「椀飯振舞おうばんぶるまい」と書き、「椀飯」は椀わんに盛った飯をすすめる意。また、王朝…

「年賀状もらいました―牛―」について考える

師匠から年賀状が届きました。 今回は「牛」を描いてきました。 牛の足の模様が「うし」になっています。 背中にはカタツムリがのっています。カタツムリも「蝸牛」という牛ですからね。 蝸牛角上 かぎゅう-かくじょう 取るに足らない小さな争いのたとえ。 …