今回は「イヌサフラン」を描きました。
随分前に野良でやってきて居ついてくれました。
株もたくさん増えました。沢山あると綺麗です。
春に行者大蒜(ぎょうじゃにんにく)によく似た芽を出します。北海道では行者大蒜の時期と重なるため、誤食のニュースが放送されることがあります。
よく見ると、行者ニンニクは根元が赤く,イヌサフランは緑色なので区別が付きます。
9月9日に咲いているのを発見してから、今も咲き続けています。
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一般名
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イヌサフラン
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学名
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Colchicum autumnale L.
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科名と属名、園芸分類
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ユリ科イヌサフラン属の多年草。(APG植物分類体系ではユリ目イヌサフラン科)
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英語名
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autumn crocus / meadow saffron
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別名
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アキズイセン(秋水仙)、コルチカム
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花の情報
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花色は淡紫、淡ピンクで、時に白、黄。子房は花筒の下の方にあり地中にある。子房の位置は上位。めしべの花柱は3、おしべは6本。花被は外花被3枚、内花被3枚。葉が出る前に花を咲かせる。
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開花時期
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9~10月
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原産地
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ヨーロッパ西南部、北アフリカ
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適温
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-
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草丈
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10~30cm
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花径
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4~15cm
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その他外観に関すること
- 葉は広線形で長さ15~20cm。春に披針形の葉を出すが、6月頃には休眠して葉は枯死する。更に花が終った後に生えてくる。
- 球根は径3~5cmの卵形。
- 花茎はなく、長い花筒を球根から直接出す。
知識
- 属名はアルメニアの古い都市(黒海沿岸)の名前の「コルキス(Colchis)」に由来。名前に「サフラン」と付き、花自体もアヤメ科のサフラン(Crocus sativus)とよく似ているが、イヌサフランはユリ科であり全く別の植物。「イヌ」が植物の名前に付けられる場合は、「似ているけれどやくに立たない」との意味が多い。おしべの数で見分けることができる(本種は6、クロッカスは3)。
- 球根や種子から採れるアルカロイドの一種である「コルヒチン(colchicine)」には染色体数を倍加させる作用があり、倍数体を人為的に作出し品種改良などに用いられている。またコルヒチンはリウマチ症の治療や通風の発作での痛み止めとして一時盛んに使われたが、その副作用のため最近では殆ど用いられない。最近では農薬などに利用されることもあるが、多くは観賞用として栽培されている。イヌサフランを園芸用に品種改良したものはコルチカム(コルヒカム、コルキカム)ということが多い。
- 食用の山菜であるギョウジャニンニクと間違えられることがある。イヌサフランにはコルヒチンやデメコルシン(demecolcine)などアルカロイドの類を含んでおり、誤って摂取すると皮膚の知覚が麻痺したり重症になると呼吸困難で死亡する。またサフランと誤認しての中毒例もある。
イヌサフラン - 植物資料集 -- Key:雑学事典
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したっけ。
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